おはようございます。
もうすぐ花火大会目白押しシーズンに突入します。皆さんは、花火大会に行く予定はありますか?
私は、今年は彼氏と花火大会に行こうと思っています。
昨年交際していた元彼とは、結局花火に行くことは一度もありませんでした。休みが合わない仕事だったので、休みを合わせる事が至難の技のような状態でした。今の彼は、その点休みが合うので予定も合わせやすく助かっています。
彼氏じゃなくても、男友達や女友達を誘って花火を見に行くのも楽しいかもしれませんね!
それでは、今回も実録!婚活で出会った女たちシリーズ行ってみたいと思います。
第4話「普通の人と自然な形で出会いたい、でも普通って何?菜々子の場合」
菜々子は28歳。
どこにでもいそうな、普通の女だった。黒髪のショートカット、化粧っ気もなく、服も婚活の場というのにカジュアルなパンツスタイルだ。
唯一いいなと思ったのが、ほんわかした優しそうな話し方。
しかし、婚活で出会う男たちが女性を選ぶポイントの一つに「パッと見の雰囲気」というのがある。
やはり、見た目が華やかな女性にはそれなりに人が集まっていく。
パッと見の雰囲気が地味だと、それだけで注目される事も少なくなり、声をかけられる機会も少なくなる。
菜々子のようなタイプの人には、「長い目で見てもらって、内面をよく知ってもらった中で好きになってもらえる」ような環境に足を置く方が良い人が捕まるのでは?と思ってしまう。
しかし、そんな菜々子も実はレジャーサークルに参加していた時期がある。
しかし「自然な形で、良い人と出会えたら」の願いも虚しく、レジャーサークルでも可愛くて華やかな女性にばかり人気は集中してしまう。
菜々子も決して嫌われる事はなかったが、特別好かれることもなかった。皮肉にも、女性の友達だけが増え続ける状態になってしまった。
「普通の人と、自然な形で出会いたい」といった願いが、実はどれだけ贅沢な悩みなのかと痛感させられた。
そもそも「普通の人」といっても、普通の人など存在しない。誰にだって、少し特徴的な所はあるし、変わっている部分だってある。
「普通の人」が良いという人ほど、全ての項目が平均以上である事を求めている事が多いのだ。
結局どこにいっても、綺麗にしなければ男性の目には止まらないのだ。
「自然体の自分を見て欲しい」ではなく、「綺麗になりたい→綺麗になれるように努力する」女性になったほうが、よりチャンスは掴めるのかもしれないのにと、菜々子と婚活で会うたび思うのであった。