おはようございます。
街コン体験談を元にした、リアル連載小説はいかがでしょうか?
今後も街コン参加時に必要なテクニックなどもどんどん放出してい
では、第5話続きます!
第5話
プロフィールカードを記入すると、
私の目の前の男性が、恥ずかしそうに会釈する。
年は20代前半かな?
色が白くて細身で、メガネの似合う爽やか好青年。
芸能人で言うと、嵐の二宮和也さんに少し雰囲気が似てるかも。
街コンって、
彼は、モゾモゾしながらプロフィールカードを私に渡す。
自分から上手く話せないタイプの人なのか、
「あのう、普通に彼女とかいそうな雰囲気なのに、
と、
確かに、見た目は申し分ない。
爽やかだし、服もオシャレな感じ。
ただ、引っ込み思案そうな雰囲気が少し面倒臭いかなと思った。
自分から女に好きですとか、なかなか言えないタイプだと思う。
だから、彼女出来ないのかな?と、
「いや・・モテないっすよ・・」
と言ったっきり黙ってしまう彼。
なるほど、この人は自分から女に話題が振れないのね。
常に、女から話題を提供しないとしゃべらないタイプか。ああ、
やがて、「席を交換してくださーい!」
二宮君風の彼とは
「あ、どうも」
隣でユキさんがボソッと私に、
「さっきの男は、たぶんコミュ障タイプ。」
「女慣れしてないから、本当はお買い得物件なんだよね。
「でも、女はやっぱりトークの面白い男が好きなのよね。」
と言ってクスッと笑った。
つづく